築地で一番のまぐろを仕入れると有名な「入船」に行ってきました。
お目当ては、美食の王子様「来栖けい」君も絶賛の
「まぐろの炙り丼」
お値段10,500円也。
キョーレツです。
一歩店内に足を踏入れると
数人のお客さんが居るものの、ピンとした空気が広がっており
各人が日本一のまぐろと真剣勝負を繰広げている様子。
油断出来ません。
メニューを見ると
「まぐろの炙り丼(小)6,300円」の文字を発見。
「ここはやっぱり(小)にしとくか」という、弱気の自分を押し殺し
「まぐろの炙りの大きいの○△×○」と噛みながら注文。
待つこと15分。
「まぐろの炙り丼」とご対面。
炙っているためか、彩りは鮮やかではないものの
それを口に入れた瞬間。
幸せが待っていました。
口の中でそれがふわふわぅと形態を変えては消えていく様はまさに絶品。
消える瞬間、漬け汁の風味が口の中にふわっと広がります。
生きてて良かった~
けい君曰く「まぐろの炙り丼」の魅力は
脳に直接訴えかける「瞬発力」とのこと。
なんだか分からないけど、なんとなく分かるよ。けい君!
幸せに包まれながら、他の席に目を移すと
「普段着で来ちゃいました」的な人がチラホラ。
しかし、侮ってはいけません。
ここは日本一のマグロを出す店「入船」
スウェット風に身を固めた初老の男性(1人)のお会計
「2万円になります~」とのこと。
「かんぴょうの手巻き寿司、がりを中に入れてね」と注文していた男性(1人)のお会計
「4万円になります~」とのこと。
ランチに一人で4万円です。
人は見た目で判断しちゃダメですね。
ここは「入船」デフレなんて言葉はありません。